各種ポンプ他設備工事
Work on Pumping Facility
ポンプ工事
弊社では家庭で使用する浅井戸用ポンプ、工場・事業所の深井戸用水中ポンプから温泉井戸用水中ポンプまでさまざまなポンプを取り扱っています。ポンプ駆動部の場所によって分類した場合、大きく陸上ポンプと水中ポンプに分けられます。
陸上ポンプ

▲自吸式ポンプ(渦巻きポンプ)

▲ジェットポンプ(特殊型ポンプ)

▲手押しポンプ(ピストンポンプ)
その他 陸上ポンプ
● 非自吸式ポンプ(渦巻きポンプ)
● エアリフトポンプ(特殊型ポンプ)
水中ポンプ

▲家庭用水中ポンプ(渦巻きポンプ)
その他 水中ポンプ
● 深井戸水中ポンプ(渦巻きポンプ)
※工場・事業所用のポンプです
このうち家庭でよく使用されるのが、自吸式・非自給式ポンプ、ジェットポンプおよび家庭用水中ポンプです。また、手押しポンプは非常用・緊急用として需要があります。
自給式・非自給式ポンプの揚程は最大7m程度です。ジェットポンプの揚程は最大50mくらい、家庭用水中ポンプでは最大60mくらいです。手押しポンプの揚程は最大8mくらいです。
エアリフトポンプは小口径や高温等により、水中ポンプが設置できない温泉井に用いられます。深井戸水中ポンプは主に工場・事務所で用いられます。
水中ポンプの設置例
工場・事業所用として用いられているのは深井戸用水中ポンプ(下図参照)です。
深井戸用水中ポンプの機種は、計画水量および吐出口までの揚程(全揚程=実揚程+各種損失水頭)ならびに揚水試験による井戸の性能を勘案して選定します。
水中ポンプの吐出能力を高めるには次の3つの方法があります。
①羽根車を大きくする。 ②羽根車の回転を速くする。 ③羽根車の枚数を多くする。
②についてはモーターのインバータ制御により実現され、吐出量は回転数の二乗に比例して増加します。①についてはポンプ外径の増加、③は出力の増加により実現されます。通常は①および③の変更によることが多いです。
下図表は深井戸水中ポンプの性能の参考値です。図示のとおり、ポンプ口径を大きくし、羽根車の枚数を多く(モーター出力を大きく)すれば、全揚程と吐出量は増加します。
計画水量、井戸の湧出能力、配管の損失水頭が決まればポンプ性能曲線から適切なポンプを選定することができます。
ポンプ引揚・設置作業



水処理設備等
井戸水は常に清浄とは限りません。水はあるのだけれど水質に問題がある場合や、濁りや排砂が生じることがあります。
このような井戸でも最新の水処理技術により利用できる可能性があります。