機器点検・メンテナンス
Maintenance and Inspection of Facilities
ポンプ保守点検
以下のような経験をお持ちのお客様にはハギ・ボーの「保守点検サービス」をお勧めします。
- ・急に水の勢いが弱くなった、突然水が出なくなった。
- ・ポンプの動作音がおかしい。ポンプが動かない。
- ・制御盤の調整が悪い。壊れた。
- ・ポンプを設置してから一度も点検していない。サビや腐食など外見に劣化が見られる。
ポンプが故障・老朽化すると漏水・断水が発生し、生活や生産活動に支障をきたします。ポンプを長期間安心してご使用いただくためには、定期的な点検とメンテナンスが必要となります。
ハギ・ボーの「ポンプ保守点検サービス」では専門技術者が定期的に訪問し、ポンプのコンディションをきめ細かにチェックし、運転状況や部品の劣化、各機能などを総合的に点検し、良否を報告します。
ポンプの異常や消耗状況を早めに知り、重大な故障となる前に修理を行うことで長期にわたって常に最良の運転状態を維持します。これにより、保守管理のトータルコストの低減に寄与します。機能の劣化に気がつかないまま放置しておくと、漏水や揚水不能、振動、騒音といったトラブルが生じる場合があるので注意が必要です。
点検項目
絶縁抵抗、停止電圧、運転電流、運転圧力、自然水位、運転水位、揚湯量、揚湯温度、その他、ポンプ動作、配管水漏れ、バルブ動作、制御盤状況、流量計・水位センサー状況 など…
絶縁抵抗、電圧、電流確認状況
配管、バルブ、計器類点検状況
上記の点検を実施し、所見とあわせ水中モーターポンプ保守点検報告書にまとめて報告します。
ポンプオーバーホール
ポンプは定期的にオーバーホールすることで寿命を格段に延ばし、ポンプの故障による漏水や断水などを防止することができます。給水ポンプの寿命を延ばすためにはとても効果的な方法です。
オーバーホール作業は、水中ポンプの引揚げ、ポンプ・揚水管の分解洗浄・部品交換(オーバーホール)、水中ポンプの再設置、試運転・排泥の順に行います。分解洗浄・部品交換(オーバーホール)は現場で行う場合と、工場に持ち込んで行う場合があります。温泉水中ポンプのように特殊なものは工場に持ち込んで作業します。
地下水質にもよりますが、長年使用したポンプはスケール(水垢)の付着や腐食によって機能が十分発揮できない状態になっています。このような状態が続くと、電気代が多くかかり、ポンプ軸やモーターに負担がかかる上、揚水量が低下するなど悪循環に陥ります。定期的にオーバーホールを行うことにより、最良の運転状態を維持することができます。
BEFORE |
AFTER |
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オーバーホール前の水中ポンプ |
オーバーホール後の水中ポンプ |
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オーバーホール前のポンプインペラ |
オーバーホール後のポンプインペラ |
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オーバーホール前のポンプインペラ |
オーバーホール後のポンプインペラ |